【6、レコードやビデオ】





「いつか」はいつ?         

        




 夫婦の会話が年々減っていませんか。かといって「これからどうする?」では会話が進み


ません。そこで「いつか使う」と思って残してあるものをとりあげてください。


 たとえば、昔の大きなステレオやVHSのビデオデッキ。ステレオはレコードがたくさん


あるから、聞く機会があるかもしれない。


 残してある理由はステレオなら「レコードがたくさんあるから聴く機会があるかも?」


ビデオデッキなら「好きな映画をVHSのテープに録ってあるから」というものでしょうか。


 ではこの1年でレコードを聴いた? ビデオを見た?


 このまま置いておくと、VHSのテープは劣化してしまうかもしれない。それよりもっと


古い8ミリのフイルムがあるかも。ステレオの針は大丈夫? 


 本当に大切ならば保存の方法を考える必要があります。

 

レコードやビデオをDVDなどに録画しなおすかどうか。夫婦でも好みや価値観が違うの


は当たり前です。


「このビートルズのレコードを買うために、必死でアルバイトをした」とか、「じつは、


この歌手の追っかけをしてたの」など、知らなかった話も出てくるかもしれません。


 またステレオもデッキもないのに、レコードやビデオが残っているお宅も多いです。


他にも「いつか」で、いろいろなものがそのままになっていませんか。


 ビデオやレコードをどうするかを考え、ものと向き合いながら、夫婦で「久しぶりにコ


ンサートで生演奏を聴くか、それとも話題の映画を観に行こうか」と、これからの暮らしに


つなげていただければと思います。



『転ばぬ先の老前整理』より



        




 


     



























                 

                                                                                         


                                                             





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