安全について


老前整理と安全に関わるポイントは次の3つです。

1、床のものを減らす

2、高い所のものを減らす

3、どこに何がどれだけあるか、把握すること(管理)

1、床のものを減らす

 床にものがあることで転倒の危険が挙げられます。ころぶのは滑って体のバランスを崩すことだとお分かりでしょう。

 そのために手すりをつけることも有効です。階段や廊下、滑りやすい場所には歩行を補助するもの、手すりの設置を考えてください。

 転んでからでは遅いのです。また「まだまだ元気だからだいじょうぶ」と思われている人も多いでしょうが、バランス感覚は衰えていませんか。

 また「転ぶ」ことが「入院」から「寝たきり」につながる可能性もあるのです。



   

                                



2、高い所のものを減らす


  天袋や、台所の吊戸棚など、踏み台に乗らなければとれない収納場所のものを減らしましょう。高い所にあるものは普段使わない=使う頻度が低いものです。これからの暮らしに必要か、一考の余地ありです。

 突然、五十肩になるなど腕が上がらなくなると、ひとり暮らしでは、人の手を借りなければ出せなくなります。

 理想は天袋に何も入っていないことです。一度には無理でしょうが、少しずつ減らしてください。



3・低いところのものが取れない

 3つ目は低いところの問題です。、腕だけでなく、膝や腰が痛いと曲げられなくて床下収納の中のものが出せないということもあります。

 また膝のせいで階段が上がれなくなり、二階に置いてあるものは使えず倉庫になってしまったという家もあります。

 このような場合、家族がいれば、頼むこともできますが、ひとり暮らしではどうでしょう。また夫婦が共に高齢の場合はどうでしょう。

 無理をするのは危険ですね。またこれから先ひとり暮らしになる可能性もある、そうなった場合の暮らしもどうなるだろうかと想像力を働かせていただきたいものです。

『心と暮らしを軽くする『老前整理』入門』より


問題別

・なぜ片づけられなかったか⇒理由

・50歳からの暮らしを創造する ⇒老前整理のナッジA(自分史年表)

・家族のコミュニケーション⇒老前整理だからできる

・このままではものは増えるばかり⇒なぜ老前なのか

・未経験の老いることへの対策⇒老いを受け入れる

・「いつかやろう」を解決する⇒老前整理のナッジ@(カレンダー)

安全について暮らしと安全

・災害について⇒災害への備え

・ひとり暮らしになったら⇒老前整理をするために

・子どもたちに託すこと⇒仏壇や墓のこと

・子どものいないご夫婦⇒2人で今後の計画を立てる

・高齢の親の家の片付け⇒ゴミ屋敷にならないか心配!

・親の介護中⇒介護をしている人ほど、自分を大切にしよう!

・家族の遺品整理は一筋縄ではいかない⇒「もの」の整理「心」の整理

・空家で困っている⇒実例紹介

・体調がわるいとき⇒焦らない